質問箱の話
先日、私の質問箱にこんな質問が届きました。
どこのどなたか分からないけど、なるほど。人の目には私はこういう風に映ってるのか。とちょっと納得しました。
ありがとうございます。
質問箱の方にふわっと返信をさせて頂いたのですが、ちょっと補足などしたかったのでブログを書こうと思います。
普段分を書くなんてことをしてないので読みにくい点も多々あるかと思いますが、生暖かく見守ってくださいませ。
さてさて、どうやら自分を持ってると思われてる紅ちゃんですが こう見えて元不登校児、いじめられっ子です。
今でこそ初対面の人とも喋れるようになりましたが、昔は同級生と話すことすら出来ない根暗陰キャでした。
あ、紅ちゃん小中高といじめられてたんですよ。教室の片隅で本を読み、学校が終われば遊ばず塾に行き、尚且つ垢抜けてなかったのでいい的だったみたいです。
うちはエレベーター式の学校だったので大してクラスメイトが変わる訳でもなく、中高になってもいじめは続いてました。結局高校2年生の時に通信制に転校し、引きこもりと化してました。
そんな私が転機だと思ったのは浪人時代です。
大して勉強してなかった私はまぁ予想通り志望校に落ちまくり、見事予備校に通う事になりました。
正直大学に行く意味もわからない。外に出たらいじめられる。親とも仲がいい訳では無い。
そうだ、家出しよう!と思ったのはまぁ普通の考えではなかったかもしれません。
家出するための資金は全てバイトして貯めました。
出来ることは何でもしましたよー、爬虫類カフェの接客、メイドカフェ、風俗の面接に行ったこともあります。そのくらい、生き延びるのに必死だったんです。(ここら辺で鬱っぽいのが治るんだけど、それはまた別の話)
なんでこんな芋がメイドカフェに行ったのか?って話なんですけど、メイドさんになったら少しは可愛くなれるかもしれない。自信が持てるかもしれないって思ったんですよね。まぁ一番の理由は訳ありの子が多いっていうのだったんですけど。
そこの先輩メイドさんに色んなことを教えてもらいました。化粧の仕方、ヘアアレンジ、人との話し方、盛り上げ方...朝行ったら髪をセットしてくれるくらい優しい先輩達が沢山いました。
そのお陰で見事芋を脱出、半年後にはツインテールのメイドが出来上がってました。
その先輩に言われたことがあって
「お客さんは自分に対してお金を払ってくれてる。その自分を貶したり否定したりするのは、お客さんに失礼だ」って言われたんですよ。
そこから私は自分を否定するのをやめました。
自分に自信を持たないと、自分のことを推してくれてる人に失礼だなって思ったので。
暗いところはキラキラした笑顔で隠そうと思いました。
その辺からですねー、頑固と言われ始めたの笑
私の場合自分に自信を持つには、自分の好きな自分でないとダメで、その好きな自分になるために色んなことをしました。
髪染めたり、切ったり、ピアス開けてみたり、服装全部変えてみたり...
そしたら今の紅ちゃんが出来上がりました。
私は自分を持ってるわけではありません。むしろ、自分じゃないものを演じてると言っても正しい。でもそれが、自分の好きな自分だからいいんです。
だから、自分のことを直視できるあなたを尊敬しています。
人の目を気にできるところ、いい事だと思うんですよ。それも一種の個性であり、才能です。
ですが、それをしてしまう自分が嫌いなら、無くしてしまってもいいんです。
大丈夫、案外世の中って自分以外に興味持てるほど暇じゃないんですよ笑
どうか 自分の好きな自分になってください。
そして無理に押し殺さないでください。
そうしたらきっと、自分を持てるようになるはずです。
またなにかあれば質問箱送ってきてください。
いつかお会い出来たら、お茶でも飲みかわしましょう。